URUH COLLECTION VOL.2

URUH COLLECTION VOL.2では、ジョン・エヴァレット・ミレーによって描かれた絵画「オフィーリア」からインスピレーションを得たコレクションを発表しています。シェイクスピア作の「ハムレット」の一場面を描いたこの作品は、生を手放しかけているオフィーリアの心情と情景を繊細なタッチにより表現しています。

コレクションのベロア・ベルベットシリーズでは、絵画「オフィーリア」の“生と死の狭間”を漂う情景を、URUHのブランドコンセプトでもある、対極のものが交錯する“その狭間の感情や情景”に重ねています。見る角度によって色や毛並みの変わるベルベットや、滲みあって溶け合うグラデーション技法を通して、感情や物事の不安定さ、不確実さを表しています。

また、コレクションの中でアイコニックなジャガード生地には、「オフィーリア」に描かれている、眠りと死の象徴「ケシの花」をモチーフとしたハンドイラストを織り上げている。ハンドイラスト線画は、織物名産地・群馬県桐生の職人技術により、ケシの花の周辺に立体的な細工が施されたカットジャガードで、華やかさのなかに妖艶な漂いを表現し、一枚でも存在感のある一着に。

COLLECTION VOL.2